キッチンカーで開業し営業を行う場合、営業しようとしている場所を管轄している保健所から営業許可証を得る必要があります。
営業許可証を得る際にはキッチンカーにある程度の設備を備えておく必要があります。
そこでこの記事内では営業許可証を得るために必要な設備について、ご紹介していきます。
営業許可証を得るために必要な設備
営業許可証を得るために必要な設備としては、以下のものがキッチンカー内に必要となります。
- 電源設備
- 廃棄物処理設備
- 冷蔵保存設備
- 収納設備
- 換気設備
- 照明設備
- 給水&排水タンク
- シンク設備
電源設備を始めは廃棄物処理設備を始め冷蔵保存設備や収納設備・換気設備などが必要になってきます。
ここからは、上記の営業許可証を得るために必要な設備について、順々に詳細なお話をしていきます。
電源設備
キッチンカーの中では様々な電気設備を使うことが予想されるため、発電機など電源設備を乗せておく必要があります。
正確には「走行中でも冷蔵設備の稼働」や「電動ポンプの水道設備があること」などですが、それらの設備が稼働できるような電源設備も合わせて用意しないと許可証が得られないと考えられます。
また発電機などが社内に常備されていれば営業場所での電源を確保する必要がないですし、イベントでの出店もやらせてもらえる可能性が高いです。
廃棄物処理設備
取り扱うものは飲食物なので廃棄物などが出ることを考えられるため、それらを処理できる廃棄物処理設備が必要です。
出た廃棄物をその場で処理してくれるよな設備を搭載できれば良いですが、それは難しいので蓋の付いたゴミ箱などを用意するのがおすすめです。
問題視されているのおは廃棄物からの匂いやコバエが寄ってきてしまうことなので、蓋の付いたゴミ箱を社内に用意することで問題無しとされるようです。
冷蔵保存設備
飲食物を扱うので、調理するための食材や仕込みで完成したものなどを保存しておける冷蔵保存設備が必要です。
電源の項で記載した通り「走行中でも冷蔵設備の稼働」なので、発電機を使って稼働することができる冷蔵庫があれば問題ないです。
キッチンカー向けに冷蔵庫の上を作業台にできるようなものも出ているので、少しでも社内での作業スペースを増やすためにそういった冷蔵庫を設置しておくのが良いです。
収納設備
食材や完成した調理品以外にも、食材を作るための調理器具や提供時に使うトレー・包装品などを閉まっておく収納設備も必須です。
調理器具はいつでも取り出しやすいように収納棚へ、商品提供用の道具は収納ボックスへ収納するといった感じで使い分けしておくと良いですね。
キッチンカー内の限られたスペースで調理・販売を行うため、より広く利用するためにも収納設備が必要といった考えのようです。
換気設備
飲食物という生物を扱っているため、廃棄物だけでなく食材自体や調理品から匂いが出てしまう可能性は十分ありえます。
そういった匂いが社内に充満しないようにキッチンカーには換気扇などの換気設備が求められます。
換気扇だけでなく窓をきちんと開くことも必要ですが、それと同時にそこから虫が入ってくる可能性があるため、網戸やカバーができるようにしておくと良いです。
照明設備
調理などの作業を行うため手元などがちゃんと見えるように、十分な明るさを得られる照明設備が必要となっています。
許可証を得るためだけならある程度明るさのある照明器具があれば問題ないですが、キッチンカーなら照明器具でお店の雰囲気作りにも使えます。
カフェ系のメニューを提供しているキッチンカーならスポットライト・間接照明を利用するなど、メニューに合わせた雰囲気作りのできる証明に拘っているところも多いですね。
給水&排水タンク
調理のためや調理前に手を洗うために水を使う必要があるため、それ専用に給水タンクと使用後の水を貯めておく排水タンクの設置が必要です。
給水・排水タンクは両方とも同量のもので、営業が終わったらタンクの中の水は捨ててきれいに保つようにしましょう。
排水タンクは処理が大変なので、調理器具を洗ったりする場合は仕込みを行う場所の水道などを使ったほうが良いです。
シンク設備
調理が前提であるためシンクは普通のキッチンにあるような1つだけではなく、手洗い用と調理器具洗う用の2つを設置する必要があります。
冷蔵庫の上と同じように、シンクに四角い蓋をつけて作業スペースにできるようにしておくとより実用的ですね。
シンク1つに蛇口を1つ付ける必要があり、石鹸や消毒液なども設置しておかないといけないです。
調理関係設備は販売メニューで変わる
保健所から営業許可証を得るためだけでも様々な設備が必要となっています。
これ以外にも必要な設備がいくつもあるのですが、販売するメニューによっても必要となってくる設備が異なっています。
ご飯系なら炊飯器が必要ですし、揚げ物類ならフライヤー、ビール提供のためのビールサーバーなど多種多様にあります。
まとめ
今回は保健所で営業許可証を得るために必要となるキッチンカーの設備をご紹介させていただきました。
どの設備もキッチンカーだけではなく飲食店として営業を行うなら、必ず設置しておかないといけないものばかりとなっています。
また営業許可証を発行しているのが保健所であるため、衛生面を考慮した設備が中心になっていますね。
キッチンカーとして営業していくなら、設備に関してもちゃんとしたものを用意し、定期的にメンテナンスまでするようにしたいですね。
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