キッチンカーに関わらず、どんな事業でも成功する人がいれば失敗してしまう人もいます。
特に失敗してしまう人には共通した特徴や要因を持ってしまっていることが多いですね。
そこでこちらの記事では、キッチンカーでの開業で失敗する人の特徴や要因についてご紹介していきます。
h2:キッチンカーでの開業に失敗する人の特徴
キッチンカーでの開業に失敗する人の特徴としては以下のようなものが見られます。
- 飲食店での経験も無しに開業しちゃう
- 経営のためのサイクルがわかっていない
- こだわりが強すぎてしまう
- 同業他社と仲の良い関係になれない
飲食店での経験がなかったり、経営のためのサイクルがわかっていないことやこだわりが強い・同業他社と仲の良い関係になれないといったものです。
ここからは、上記のキッチンカーでの開業に失敗する人の特徴について、順々にご説明させていただきます。
飲食店での経験も無しに開業しちゃう
基本的に作業する場所が手狭でワンオペ前提なためか、飲食店での経験が無くても経営できると考えてしまいがちです。
キッチンカーもきちんとした飲食店なのでちゃんと「調理」「接客」「集客」が必要であり、最低でも何かしらの飲食店を経験して一通り学んでおく必要があります。
理想としてはキッチンカーでアルバイトとして働いて経験を積むことですね。
経営のためのサイクルがわかっていない
モチベーションのために開業前に夢のある事業計画を組むのは良いのですが、経営として必要なサイクルをわかってないと経営が難しいです。
飲食店などの経営に必要なサイクルとは「調査」「実行」「改善」で、現状上手く行っていないならこれらのサイクルができていないと考えられます。
悪い点を改善するための方法を調査し実行というトライアンドエラーを繰り返して、徐々に軌道に乗せていくことが大切です。
こだわりが強すぎてしまう
開業した際、どんなメニューを提供するのかやキッチンカーのデザインをどうするか・集客の仕方などを考えると思います。
その際ある程度需要を取りつつこだわりを入れるようなやり方であれば問題がありませんが、こだわりが強いと問題が出てきます。
自身のこだわりに固執しすぎた結果、需要がとれずに失敗してしまうことになってしまいます。
同業他社と仲の良い関係になれない
同業他社との情報交換はキッチンカーを運営する上では大切ですが、仲の良い関係になれずに潰れてしまうことも少なくはないです。
逆に開業した際営業場所に困っていて、たまたま同じ場所で営業していた人と仲良くなってから、その人からの紹介で定期的に出店できる場所ができたなんて人も居ます。
個人のコミュニケーション能力によりますし相手によっては仲良くできないといったこともありますが、基本は同業他社と仲良くなるためのコミュニケーション能力が必要です。
キッチンカーでの開業に失敗する要因
キッチンカーでの開業に失敗する要因としては以下のものが挙げられます。
- 客単価が低すぎて利益が出ない
- あまりメニューが知られず売れてくれない
- 競合とメニューが被ってしまう
- 出店する場所をなかなか見つけられない
- 資金計画の精度が低すぎる
- LPガスの新規契約を断られてしまう
客単価が低すぎることやメニューが知られていなかったり競合と被ってしまったり、出店場所が見つけられないといったことです。
ここからは、上記のキッチンカーでの開業に失敗する要因に関して、上から順番に詳細な情報をお届けいたします。
客単価が低すぎて利益が出ない
その日のランチや軽食目的で購入されやすいキッチンカーの料理は、客単価が千円以下と低くなりやすい傾向にあります。
そうなると大きく売り上げるのが厳しいので、ちょっとでも何かしらの工夫で客単価を高くする必要があります。
例えばメインだけでなくサイド・ドリンクつきのセットメニューを追加したり、使っている食材をこだわりのものにするといったことですね。
あまりメニューが知られず売れてくれない
キッチンカーで販売するメニューに求められるのは見たことがないメニューではなく、知っているメニューです。
どんだけ美味しいものを売っていたとしても知られていないメニューだと、買ってくれる人は少なく苦しい状況になりやすいです。
どうしても広めたいメニューを販売したいのなら、経営が苦しくなることを覚悟するかメインのメニューを販売しつつ売っていくといった方法もあります。
競合とメニューが被ってしまう
知られているメニューにすると今度は競合とメニューが被ってしまい、先に競合に出店されると店舗の出店を断られてしまうことがあります。
キッチンカーの競合ではなく固定の飲食店と被ってしまって断られるといったこともありますね。
そこで折れてメニューを変えたりすると売れなくなってしまったりするので、被ってもいいように出店場所を複数確保してくと良いです。
出店する場所をなかなか見つけられない
営業する日にキッチンカーを出店する場所が見つけられないと、商品を販売できないためその日の売上は無しとなり、これが続けば廃業になってしまいます。
出店できる場所探しはキッチンカーにおいて最優先事項となっており、開業したばかりなら尚更出店可能場所にガンガン店を出していきましょう。
出店回数が増えればある程度自身が向いている場所や営業の時間を掴めますし、同業他社と仲良くなって出店場所が増える可能性もそれだけ高まります。
資金計画の精度が低すぎる
開業前に事業計画・資金計画を立てると思いますが、事業計画以上に資金計画の精度が低いとそれだけ資金に困ることになります。
開業した際はなかなか売り上げが出ないことが多いので、そういった点を踏まえて資金計画を練る必要があります。
計画したとおりにいかないことが普通なので、開業する前に最低でも3ヶ月分の運用資金と生活費を用意しておくのが良いです。
LPガスの新規契約を断られてしまう
LPガスには緊急時30分以内に現場に来て対応できるといった保安期間認定を受けるための条件があります。
調理にガスは必要不可欠ですが、営業上移動が多いキッチンカーだと保安期間認定の条件が満たせず新規契約を断られやすいです。
近年ではアウトドアがブームになったり災害などの緊急時にLPガスが必要とされたこともあり、国の方針が
変わって、キッチンカーでもLPガスを契約しやすい環境になってきてはいます。
まとめ
今回はキッチンカーでの開業で失敗する人の特徴や要因について、詳しい情報をご説明いたしました。
ワンオペでまわすことができるキッチンカーと言えど、実店舗同様に経営に関する経験や智識は必要になります。
また需要あるものを販売できるかや同業とのコミュニケーションなども必要不可欠となっていますね。
夢のある仕事ではありますが無視することができない厳しい面もあることを頭に入れておいたほうが良いです。
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よくある質問
お客様からよく頂くご質問をまとめました。
❓キッチンカーを始めたいんですが何から始めたらいいかわかりません。
まずは、どのような商材を提供するのかさっくりで良いので決めてください。その後は、その商材でしっかりと利益を上げる事ができるのか計画を立てて下さい。これがいわゆる「事業計画書」というものです。事業計画書がないと、実際にお金を稼ぐことができるのかわかりません。ほとんどの方は「事業計画書」を疎かにして事業を失敗させます。弊社のセミナーでは事業計画書がいかに大切かを詳しく説明していますので、ぜひご参加いただければと思います。
❓自己資金が少ない場合でもキッチンカーを始めることは出来ますか?
もちろん可能です。お金を借りる方法として①銀行融資②ローンが挙げられます。銀行融資を受けるまでの詳しい流れもご説明させて頂きますので、気になる方は一度お問い合わせ下さい。
❓キッチンカーで使える補助金はありますか?
ございます。これから創業する方、もう既に創業している方、お住まいの市町村によっても使える補助金は異なり50万円〜200万円の補助金が多いです。使える補助金がある場合は使わないと損ですよね。自分の使える補助金があるのか気になる方は、一度ご連絡頂ければ、ご自身が使える補助金をお調べさせて頂きます。
❓経営初心者でも大丈夫でしょうか?
もちろん大丈夫です。大切なのは「事業計画書」をいかに具体的に作り上げることが出来るかです。私たちがしっかりとサポートさせて頂きますので、まずはセミナーを受講し、「起業するってこういう事か!」を学んで下さい。後悔させない、満足度の高いセミナーを実施させて頂きます。