キッチンカーは本業として開業する人だけではなく、他にメインの仕事をしながら副業として開業する人も少なくはないです。
それなりに開業資金の掛かる副業ではありますが、思っている以上に副業として最適でもあります。
この記事内ではキッチンカーが副業におすすめの理由やメリット・注意点に関して、より詳しくお話していきます。
キッチンカーが副業におすすめの理由
キッチンカーが副業におすすめの理由としては以下の3つがあります。
- 低資金で飲食店として開業が可能
- 人件費などが抑えやすく利益が出やすい
- 営業する日や時間を自由に設定できる
低賃金で飲食店として開業ができ、人件費などを抑えて利益が出しやすいですし、営業する日時を自由に設定することができます。
ここからは、上記のキッチンカーが副業におすすめの理由について、順番にお話させていただきます。
低資金で飲食店として開業が可能
通常店舗型の飲食店を開業しようと思うと、初期費用として家賃や内装費などが必要になりますが、キッチンカーの場合車両取得費に備品の料金が多少かかってくるぐらいです。
扱うメニューによって前後しますが大体300万円も用意すれば、通常のキッチンカーとして開業することができます。
飲食店のようなお金がかかる開業を副業に考えている人にとっては、かなり安い料金で開業できると言えますね。
人件費などが抑えやすく利益が出やすい
キッチンカーは車内という限られたスペースで調理や提供を行わないといけないため、ワンオペになりやすく、かかる光熱費もそこまで高くはなりにくいです。
実店舗で固定費としてかかってくる毎月の家賃は無いですし、人件費もほぼかからないことになります。
本来は大きくかかってくる固定費を抑えることで、より利益が出やすいようになっています。
営業する日や時間を自由に設定できる
実際に店舗型の飲食店などを営業する場合、ある程度決まった日時で営業しないと利益が出しづらいです。
それと比べると、キッチンカーは日によって出店する場所を変えて営業できますし、営業時間も自身で自由に決めることが可能です。
メインではなく副業として開業するのであれば、こういった自由度が高いことは重要となりますね。
副業でキッチンカーを開業するメリット
副業としてキッチンカーを開業するメリットとしては、以下の3つがあります。
- お金やメンタルの面でゆとりを持って開業できる
- 飲食関係のビジネスとして試すことができる
- 場所やイベントを好きに選んで出店できる
お金やメンタル面でゆとりを持っての開業ができることや、飲食関係ビジネスのお試し・場所やイベントを選り好んで出店できるといった点があります。
以下では上記の副業としてキッチンカーを開業するメリットについて、より詳細な内容を記載していきます。
お金やメンタルの面でゆとりを持って開業できる
副業としてのキッチンカー開業は、メインからの収入で実生活をどうにかできるため、お金やメンタルの面でゆとりを持てます。
万が一開業後あまりにも上手くいかず廃業となってしまっても、そこまで生活に対しての実害が出なくて助かります。
とりあえずは副業としてキッチンカーを開業させ、しっかりと売り上げが出てノウハウができてから本業にしてしまうのが良いですね。
飲食関係のビジネスとして試すことができる
出店可能な場所ならどこにでも移動して出店可能なので、キッチンカーを利用して飲食関係ビジネスを試すことができます。
またどのような場所でどのようなPRが効果的なのかがわかったり、飲食店としてどんなことが必要なのかなども学べます。
ちゃんとした飲食店経営の経験にもなるため、将来的な飲食店開業にしっかりと活かしていくことが可能です。
場所やイベントを好きに選んで出店できる
移動して販売できるキッチンカーなら、好きな場所だけでなく好きなイベントでの出店を行うことも可能です。
様々な場所で飲食店経営を経験することで、客層や人気のあるメニューなどのデータがとれますし、すればするほど営業場所を広げていくことができます。
またイベントでの出店実績ができれば、他の場所でのイベントでも主催者から声を掛けてもらって出店できる可能性が高まりやすくなります。
副業でキッチンカーを開業する際の注意点
副業としてキッチンカーを開業するのであれば、以下の点に注意が必要となります。
- 出店には営業許可証が必須
- 食材はロスする可能性が大いにある
- 出店する場所を探すのが大変
- 副業の許可を会社側にとる必要がある
出店には営業許可証が必須であることや、食材ロスの可能性・出店場所探しが大変・会社に副業許可を取る必要などがあります。
ここからは、上記の副業としてキッチンカーを開業する際の注意点に関して、事細かにご説明していきます。
出店には営業許可証が必須
副業としてのキッチンカーであっても食材を扱う以上は「営業許可証」と「食品衛生責任者」は必須です。
特に「営業許可証」は営業する場所を管轄している保健所ごとにとる必要がありますし、営業許可が降りる車両を作る必要があります。
手っ取り早く営業許可が降りるキッチンカーを手に入れたいなら、中古車やレンタルを活用するのが良いですね。
食材はロスする可能性が大いにある
本業でやるのとは違い副業でのキッチンカー開業だと、出店は一週間で週末や祝日といった休みの日に限られると考えると、大体1～2日になりますね。
そうなると出店した少ない日数で食材を使い切って商品を売りきらないと、日持ちせずロスしてしまう可能性が大いにあります。
対策としては、日持ちしやすいメニューでの出店をしたり、少ない日数で完売できる量に抑える・天候などで出店できそうにない場合は仕入れを辞めるといったことです。
出店する場所を探すのが大変
出店する場所を自由に選べるのですが、実際は許可を取って出店する場所を探すのが大変です。
既に本業としてキッチンカーで稼いでいるような人でも、出店場所を探すのには苦労しているような人のほうが多く見られます。
出店場所に困らないように、予め複数の出店場所を抑えておいたり、他のキッチンカーオーナーと横のつながりを作って紹介してもらうなど、ある程度対策しておいたほうが良いです。
副業の許可を会社側にとる必要がある
昨今では副業を始めから許可している企業が増えてきて無許可でも副業できる会社はありますが、許可制になっている会社もあります。
副業でキッチンカー開業を行うのなら、予め現在勤務している会社の就業規則を確認し、副業可能かどうかや許可制かどうかなどを調べておきましょう。
副業禁止の企業で黙って開業すると、ケースによっては本業に酷い影響がでる可能性があるのでまったくおすすめできないです。
まとめ
今回はキッチンカーが副業におすすめな理由やメリット・注意点についてお教えいたしました。
大体300万程度の資金がかかりますが、通常の飲食店開業よりは安く済みますし、飲食店経営をお試しできるなどのメリットもあります。
ただし副業でも営業許可が必要なことや出店場所探しが大変だったり本業の許可が必要といった点に注意が必要です。
キッチンカーを副業として開業するなら、メリットや注意点をよく理解した上で行いましょう。
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よくある質問
お客様からよく頂くご質問をまとめました。
❓キッチンカーを始めたいんですが何から始めたらいいかわかりません。
まずは、どのような商材を提供するのかさっくりで良いので決めてください。その後は、その商材でしっかりと利益を上げる事ができるのか計画を立てて下さい。これがいわゆる「事業計画書」というものです。事業計画書がないと、実際にお金を稼ぐことができるのかわかりません。ほとんどの方は「事業計画書」を疎かにして事業を失敗させます。弊社のセミナーでは事業計画書がいかに大切かを詳しく説明していますので、ぜひご参加いただければと思います。
❓自己資金が少ない場合でもキッチンカーを始めることは出来ますか？
もちろん可能です。お金を借りる方法として①銀行融資②ローンが挙げられます。銀行融資を受けるまでの詳しい流れもご説明させて頂きますので、気になる方は一度お問い合わせ下さい。
❓キッチンカーで使える補助金はありますか？
ございます。これから創業する方、もう既に創業している方、お住まいの市町村によっても使える補助金は異なり50万円〜200万円の補助金が多いです。使える補助金がある場合は使わないと損ですよね。自分の使える補助金があるのか気になる方は、一度ご連絡頂ければ、ご自身が使える補助金をお調べさせて頂きます。
❓経営初心者でも大丈夫でしょうか？
もちろん大丈夫です。大切なのは「事業計画書」をいかに具体的に作り上げることが出来るかです。私たちがしっかりとサポートさせて頂きますので、まずはセミナーを受講し、「起業するってこういう事か！」を学んで下さい。後悔させない、満足度の高いセミナーを実施させて頂きます。
